50代転職における活動の基本(その1)職務経歴書|50代の転職は難しい
職務経歴書を書くときの基本事項
転職年代は関係なく履歴書は手書きで職務経歴書はPCで作成する。これ基本です。最近では履歴書もPCでという会社がありますが、多くはIT系の会社です。職務経歴書はPCで作成するのが当たり前になってきていますので、パソコンは苦手だ!なんてのんきなことを言っていては就職できません。
職務経歴書はExcelそれともWord?
結論から言うとWordです。表形式ということがありExcelでと思われがちですが、ページ数も多くなり、文字詰めやインデントなどを使ってレイアウトするのでここは絶対ゆずれません(笑)でも、マイクロソフトWordって価格が高いですよね。今買取だとおよそ3万円位。Office365で年間契約で1万3000円程度。Office365のイイところは、常に最新版で5台までインストールができること。沢山PCをお持ちの方にはコスパがいいと思います。でも、実際は失業中ですので、1万3000円の出費は痛いですよね!!
そんな方に朗報があります。キングソフトってご存知ですか。これほとんどマイクロソフトWordと一緒です。5000円前後で買えますのでお勧めします。互換性もあります。アマゾン等で購入すれば安く早く購入できます。
プリントアウトして郵送にする場合は、そのままで構いませんが、メール添付の場合はPDFに変換する必要があります。保存形式でPDFを選択すれば書き出しはできるので特に問題はありません。
用紙の種類、枚数はどれくらいで?
用紙はA4サイズで、もちろん無地のものを選んでください。経験社数や携わった業務が多くても枚数は3枚以内にしてください。50代での転職においてA4一枚ということはありません。自己PR文や職務経歴書の内容が薄いのでもう一度自分のキャリアの見直しをお勧めします。
文字(フォント)は何を選択したらよいか?
MS明朝かMSゴシックです。それ以外のフォントは「ビジネス文書のセオリーを理解していない!」と判断されます。MS明朝10.5を標準として考えて作成をしましょう。
職務の棚卸
多くの人々はこれができません。筆者もそうでした。その業務をなんとなくこなしていたから。よく振り返ってみてください。仕事を行った以上なにか成果を上げることが出来たはずです。感覚的なものではなく、数字で表現しましょう。例えば、売上が〇%上げることが出来た。仕入れコストを〇%削減できた。などです。
職務経歴書の項目内容
- 自己PR
少なくても600文字程度は書きましょう。志望する業界が変わる場合書き直しが必要となる。 - 職務経歴(概要)
表形式で、順をおって(古い順に)書く。社名、社員数、勤続年数、主な職務など。転職回数が多い場合に絶対記述が必要。転職回数が少ないばあい省略可能 - 職務詳細
自分はどんな職場でどんな仕事をしてきたか。また、どんな実績を残してきたのか詳細を書く - 仕事への取り組む姿勢
- 自己啓発
以上を段落や見出し、表を使ってレイアウトする。
職務経歴書は、自分の職務のカタログであることを意識して作成してほしいと思います。筆者も、書類選考で落ちる度に、レイアウトを変えたり、書き方を変えてみたり結構やりました。また自分だけで作成していると、自己評価になってしまうので第三者にみてもらうことをお勧めします。
手っ取り早く見て頂くなら、「ハローワークの職業相談員」です。私も2回ほど見て頂き、特に内容については少なからず参考になりました。(自己PRなど)2回とも異なる相談員に見て頂きました(2人から見られると色々な意見を聞けることになるので)このように、職務経歴書のブラッシュアップは必要です。
まとめ |