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50代の転職は難しいのか簡単なのか

50代で正社員に転職を目指す筆者の実体験の転職ブログ

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50代の転職は難しい|まさかの試用期間中(2か月で)の解雇にあいました

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まずは、試用期間とはどんなものか?理解していきましょう。そして今回あった試用期間中の解雇は適性であったのか?検証してみたいと思います。

試用期間とは

新入社員や中途採用において、雇用しようとする労働者を本採用する前に、能力や人物像や勤務態度になどを評価して、適性を判断するためのもの。通常3か月とか6か月長くて1年という期間が設けらます。

試用期間の労働者の権利について

試用期間中の労働者への待遇は、本採用とほとんど変わりありません。健康保険、労災保険雇用保険社会保険には必ず加入しなければなりません。また賃金も、県で定める「最低賃金」を下回ってはなりません。

試用期間中の解雇について

試用期間中といえども、正当な理由がなければ解雇はできません。

試用期間中の解雇は以下の場合のみ認められます。

  • 会社の著しい営業不振
  • 経歴詐欺
  • 無断欠勤を繰り返す
  • 業務に必要な知識が著しく不足している

筆者がこころあたり?があるケース

最後の「業務に必要な知識が著しく不足している」で?というところしかないと思います。(実際の会話の中にこれをいわれました)

しかし、業務に必要な知識を習得できるように教育担当者をつけたり、配置転換をだしんしたり、あらゆる手をつくしてもクビにするしか方法がない場合の措置だと思います。

「仕事なにか手伝うことはありませんか?」とお聞きしても、「自分の仕事をしてください」と言われるだけで、完全放置でした。

また、「●●●について、分からないので教えて欲しい」と依頼しても、「後で」といういつもの回答。結局ほとんど何もしない状況で、1日を過ごすという「妖精さん」状態で、かなり苦痛でした。

会社に行っても「仕事がない」そんな状況でした。

唯一の仕事は新聞折り込みチラシの作成。これも、何回作り直したことか分かりません。少なくても7回は作り直しました。その中でも、話が2転3転して、「チラシなんか効果ないから見送りましょう」という根本的な話に戻ったり、やっぱりやらないと宣伝効果が出ないからやりましょう」とか。レイアウトについても、「横にしろ」「縦だな」とか…。写真が鮮明でないのでもう一度撮影し直し。などなど。

結論は、筆者が休みの時に、商品すべて入替、単価見直しで、新しいチラシができていて、それに決定!。

チラシの完成品をみせて頂いたが、写真はぼけぼけ、サイズまちまち、レイアウトセンスなしのものでした。

最後の方では、「こんなこと、●●(●●は筆者)さんが、いちいちやらなくても、僕らがやった方が早い!とか、このレベルなら私でもできる!などと言われました。結局、上司との話合によって「自己都合」によって退職してくれという話になりました。

会社の求めているのは、「動画撮影のセミプロ」

そんなこと、面接時にも、動画撮影あるなんて聞いてないよ!募集要項にも書いていなかった。

 

結局のところ、募集した職種は「今いる自分たちで出来る」という話になって管理する人を置く必要はない!と上の方の判断されたとのことです。その証拠に、その後求人はでていません。

また、部門解体の筆者の悪夢でした。

試用期間中に解雇するためには、30日前の解雇予告か解雇予定手当の支払いが必要

筆者は、解雇予定手当はいただいていません。月末に辞めてくれと言われたので5日しかありませんでした。残りの5日は、「就職活動したいので休ませて欲しい」と申し出て休みました。(給料から5日分は引かれていませんでした。)これが、解雇手当(泣)少なくても会社側に「悪かった」気持ちはあったのでしょうか。

今回のケースでは、「本当にその部門を立ち上げ運営していく気があったのか?」が問われます。

運営していく気持ちがなかったと思われる点

出勤日最初から??と思った点を以下にまとめます。

  • 座席が即席過ぎる
    空いている机に座らせた感満載。椅子がパイプ椅子。
  • パソコンをメインに使う仕事なのにかなりロースペック過ぎる
    面接時に説明したのに…。空いているPCをもってきた。ワードとメールが一緒に立ちあがらない。すぐにフリーズ。
  • 写真撮影は自前のスマホ
    写真撮影は自前のスマホで専用のカメラなし
  • 画像加工ソフトを購入する気がまったくない
    言っても無駄でした。あのPCのスペックじゃ何もインストールできない。
  • 上司の仕事自慢連発
    私はこれもあれもできる。スーパーマンだ、が口癖。筆者が休みの時にわざわざ動画撮影をしにいったり、写真撮影を行ったり。
  • 計画なんてありゃしない
    撮影をこの日にやる!と決めても、次の日になったり、中止になったり。とにかくその日の気分で、やるかやらないか決めている。

その他にも色々ありますが、そういった部門をつくったらどうだという思い付き求人だと確信しています。会社での会議の内容がいつも同じ議題で、2転3転するのでそう感じました。これ、いつかこの部門解体になるぞと。

筆者は仕事に行き始めて、2週間が過ぎたころ自分で「この部門必要?この会社に?」と思っていました。なので、他の転職サイトで仕事を探していました。

求人において注意すべき点(入社する前)

  • 新しい部門を立ち上げるというのは要注意。(部門廃止になるかも)
  • 業界違いは特に注意
  • 労働契約書がない会社は要注意
  • 〇〇〇業界はやることが汚い

入社してから注意すべきポイント

  • 入社した時、業務で必要なものが揃っているかどうか
    特にPCや作業用デスク
  • トップもしくは業務における中心人物の意見が2転3転しないかどうか

まとめ

  • 試用期間中でも解雇になることがある
  • 場合によっては、裁判を起こすこともできる
    但し、次の転職を考えると裁判を起こしたところで、何も起こらない。妥協点である、「自己都合により」を選択するしかない
  • 入社して仕事がない状態の場合、次なる転職活動を始めた方が良い